族車とVIPカーの関係

ここ数年というわけでもありませんが、ちょっと新しいドレスアップの方向性というものが出てきました。
それは「VIPカー」と呼ばれるもので、本来の社長や重役専用車として存在するVIPカーとは全く違うものです。

 

要は中古で買ったクラウンやアリストなどシャコタンにし、メッキパーツや光もので飾った車で、マフラーも爆音マフラーに変えられているものが多く存在します。
現在では1つのワルの象徴となっているもので、たいがいドライバーはオールバックかパンチパーマ、助手席には同じような男性か、夜のお仕事をしている様な女性が座っているというのが定番になっています。

 

昔はワルの車といえば、シャコタン・出っ歯・竹槍といういわゆる族車というのは定番でしたが、この変化の様は中学校や高校での素行の悪い生徒、いわゆる不良のありさまとよく似ています。
昔の不良は、とさかのついたリーゼントやパンチパーマ、アイパーなどのヘアスタイルに、襟が高くて、着丈の長い学ラン、ズボンはズントウやボンタンなどとよばれる太いものに先のとがった革靴といういでたちで、誰が見ても「不良だ!」とわかるものでした。

 

しかし、その後に出てきた不良のスタイルというのは、見た目は金髪とかピアス、日焼けなどをしている程度で服装もこれといって特徴のあるものではありません。
ただ、目つきだけは尋常ではなく、非常にシャープな目をしているのでそこで初めて「普通じゃない」という事がわかるのです。

 

族車とVIPカーの関係もこのことに全く関係ない事とは言えないと思います。